想い出話


中学・高校時代と現役バリバリのアレな人だったヲレは、
奈良新聞の『中学生ランド』というコーナーをよく読んでいました
といいますか、その為だけに奈良新聞を読んでいたといても過言ではない(ぇー


この『中学生ランド』略して『中ラン』は、名前の通り、
元々は、県内の高校受験生向けに受験対策や
県外内の公立私立高校の紹介をしていました
当然、生の声を拾おうとハガキ募集がされ、
投稿者からのイラストを掲載するようになっていきました


これなら、どんな新聞社の
ティーンズ向けコーナーでもあるじゃんとかお思いでしょうが、
流石そこは奈良新聞
なんと採用率100%のスペースだったのです


送れば必ず載る、限りがある紙面なのに、基本的にボツは一切ナシ
決してハガキの量が少ないとかはではないんですよ
郵送から掲載まで1ヶ月かかることもザラでしたし、
ちなみにヲレが描いた稚拙なイラでもボツにすることはなかったです(苦笑


ということで、県下の同人作家や愛好者のたまり場的な存在になり、
その規模と勢いを増して行ったのでした
その中でもルールとして、PNと在籍・出身学校を明記するというものがあり
高校時代には話したことない娘が常連投稿者だと知ってビックリしたりと、
そんな横のつながりもあったのどかな時代でした


この流れから『イベント』が発生するのは必然だったようで
新聞社主宰で投稿者が集まる『中ラン大会』が
年2回開催されるようになります
これは半期に送られてきた全イラストの展示と
コミケ式即売会が合体したものでした


紙面上でPNをよく見かける常連さんや
『編集長』と呼ばれた新聞社さんの社員の方との距離が異常なほどに近く、
また最後の抽選大会には、常連が描いたカラーイラストなんかが
景品として出されるようなすごくアットホームなものでした


実は、これで当時好きだった投稿者さんのカラーボード貰ったりしています(ぇー


良く考えれば、これが初めて参加したそっち系のイベだったんだよなぁ
この雰囲気が好きで、中学生時代から受験浪人中まで、
都合8回ぐらいはいっていると思います


しかし、この『中ラン』も「100%採用」を貫きとおした影を見せはじめ、
本来のスタンスに立ち戻った受験講座や高校紹介をする
「ならティーンズ」というコーナーにリニューアルされました


同時に中ラン時代ほどの勢いもなくなり、
イベントも開催されなくなってしまいました


今でもイラストの掲載はされていますが、
1週間に掲載が1枚とかその程度でしかなく、
昔からのファンとしては非常に寂しい限りです


奈良県出身でこの手のことをしていた(笑)同世代の人間は、
そう思っている人多いんじゃないかなぁ…



……

………



あー、

素に戻った


おいおい、なんだこりゃ


10年以上前からヲレはヲタ街道まっしぐらだったのか…



_| ̄|○



そりゃ非モテ系だわ、ヲレ


(-_-;)